移住のきっかけ、有機農業との出会い
三重県で生まれ、大学生活中の自炊をきっかけにアレルギーと食事の関係性に着目し、有機農業に出会った。大学卒業後、自然食品会社へ就職。有機農家の元で経験を積み、2005年に茂木町に移住就農した。有機栽培で育てた安全安心な少量多品目の野菜と米などを宅配、レストラン、保育園、自然食品卸、生協・学校給食などに販売している。
茂木町・有機農業にかける想い
給食をきっかけに食育、里山移住、新規就農、環境保全など、持続可能な町つくりを目指し、障がい者や高齢者などの就労支援を行うユニバーサル農業にも取り組む。また、茂木町で有機農業を営む農家のグループ「茂木ゆうきの会」として、学校給食に年間200~300キロの野菜を納めている。里山や食文化を守りたいという想いから、農産物直売、ワークショップなどのイベント「森と里のつながるマルシェ」を移住仲間たちと毎年開催するなど、自分たちを受け入れてくれた茂木町への想いは強い。
松原さんは「土で味が変わる、土を作りながら野菜と自分たちを育てている」と語る。旬の野菜セットはサイズやお届けペースを選ぶことができ、セットと一緒に手書きのお便りが入っており、送り手の温かみを感じることができる。毎月約100個の野菜セットを届けており、空と土の真ん中で作った旬のお野菜を食卓で「くうど~」と食べてもらいたいと松原さんは語る。安全安心な野菜を楽しめる野菜セットはHPで申込受付中。
ホームページ | https://kuudofarm.com/ |
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