代々受け継ぐ土地でイチゴづくりに挑戦!
日光市の南西部に位置する、山間の自然に包まれた地域で、代々稲作やトマト農家として営んできた。
渡辺さん自身は実家の農業を継がず、会社勤めの道を選んだ。ある時、実家がイチゴ農家だという新入社員である後輩の話しを聞くことがきっかけで、イチゴづくりへの強い想いを募らせ転身した。
現在はとちおとめをはじめ、スカイベリーやミルキーベリー、アイ37(名前公募中)を育成している。「イチゴも生き物。育てる環境が大切」と、イチゴの味をより良くするため、日々研究を重ねている。
日光から世界へ!世界に認められるイチゴ
4年前から海外への輸出もスタートし、各国での評判も高い。
今までにニューヨークやタイなどへの輸出の実績があり、タイの王室にも献上したという渡辺さんのイチゴ。減農薬栽培で、肥料も改良を重ねた。有機肥料に酵素を混ぜ込むことで、栄養分の分解を促進させ、従来の5倍もミネラル分を豊富に含んでいる。そんなイチゴ「とちおとめ」を使った“無着色・無添加・保存料なし”のジェラートは、イチゴの魅力が詰まった一品に仕上がっている。
「とちおとめ」をふんだんに使ったジェラート
いちご農家が作った「とちおとめ」のジェラート。
日光連山の天然水で育った、自家の完熟した「とちおとめ」のみを使用。
今が食べ頃の芳醇な香りと、みずみずしく甘さのある「とちおとめ」をピューレ状にし、コクのあるバニラジェラートと合わせた。冷凍庫から取り出し、常温に置いてカップの周りが少し溶け始めた頃がベストタイミング。まろやかなバニラジェラートが、風味豊かな甘酸っぱいイチゴピューレをよりいっそう引き立てている。